インターフェックスの魅力は“お客様の質”

2023年7月7日(金)

株式会社ナミックス
CEO
長井 武敏 氏

化粧品業界・製薬業界向けに産業機械を設計・製造から販売まで行っている株式会社ナミックス様にインタビューをしました。

─まずは今回ご出展いただいたインターフェックスに対する率直なご感想をお願いします。

 

当初想定していた以上に多くのお客様に来ていただくことができました。

また、今回が4年ぶりの出展でしたが「久しぶり!」と声を掛けてくださるお客様もおられたので、待っていただけたという実感があり嬉しく思います。

 

─コロナ前から展示会にご出展いただいておりましたが、コロナ禍ではご出展を取りやめておられました。コロナ禍での営業活動はどのように行われていたのでしょうか。

 

ナミックスでは、コロナ渦以前より展示会はインターフェックス一本に絞っていました。

そのため出展をしなくなったことで告知活動が急に無くなってしまい、他の活動で告知をすることに注力しました。

具体的にはSNSで発信すること、もう一つはYouTubeのチャンネルを開設して配信することに務めてきました。

 

─Webサイト・SNSでの発信やYouTubeでの配信は新しく始められたことかと思いますが、ご苦労はありましたか。

 

いざ始めようと思ってもSNS運用を全くやったことがなかったので、どうしたら良いのかが分かりませんでした。

社員の中では後ろ向きな声もあり、立ち上げ時期は大変でした。

ただ、継続していく中で、社員も慣れてきて今では問題なく運用ができるようになりました。

 

─今回久々の出展とのことですが、コロナ前と現在のSNSを開始してからのご出展では、違いがありますか。

 

お客様やSNSを見ていただいている方から、展示会でリアルに会った時に声を掛けていただけるという現象が見受けられました。

先ほども、「YouTubeで見ていた人だ」「見ていますよ、SNS」と声をかけていただきました。

出演している者は、驚くと共に、嬉しかったと思います。

 

─今回の出展では、今までの出展から変えられたところはありますか。

 

まずスタッフの数とユニフォームを変えています。

以前はスーツで参加しておりましたが、今回、技術部門の者はユニフォームで参加しています。

ユニフォームは武器の一つで、ただの作業着ではなく私たちの「あり方」を表現したものだと考えています。

ユニフォームを着てのアテンドは、見え方も変わってきたかなと思います。

 

また、今回は初めてカタログを持ってきませんでした。

ペーパーレスでのチャレンジです。

お客様はカタログを希望されるのですが、持って帰るのも大変ですので、QRコードを載せたカードをお渡しして、読み込むとあとでカタログがダウンロードできるようにしました。

 

─コロナ禍での営業活動は広報以外もかなり苦労されたのではないでしょうか。

 

次々と社会の状況が変わっていく中で、時流に振り回されてしまい合わせていくのが大変でした。

弊社で言えば世の中で消毒用のアルコールが必要になり、生産ラインも増えましたので、充填機やキャッパーなどの急な受注が増えました。

また、皆様もご存知の通り原材料がない状態が続き、製品が作れない状態でした。

今までより納期までお日にちをいただく必要が出てきて、お客様への説明、部品の早期入手そして代替品を設計するなどの工夫をしてきました。

 

─最後に今後インターフェックスに期待していることがあればご意見があればいただけますか。

 

インターフェックスの魅力はお客様の質だと思います。

特に、我々が商品やサービスを提供できるターゲットのお客様が来られることですね。

Rx Japan様が集客や運営に注力していただいていると感じていますので、引き続き期待しています。